片品村の見どころ

群馬県片品村は尾瀬の表の玄関口として知られ、首都圏からアクセスも良く、尾瀬全体で約7割の方がこちらから入山しています。
まとまった集落が全部で13ヶ所あり、人口は4000人ほど。村としては比較的規模が大きく、尾瀬以外にも武尊山や日光白根山など山岳エリアが広がり、その裾野にはスキー場が点在しています。
そのためグリーンシーズンは登山やハイキングを目的に、冬はスキーやスノーボードを目当てに多くの観光客が訪れています。
また、一次産業も盛んでトウモロコシやトマト、花豆が有名。それら地域産品を使った特産品の製造から飲食店による提供など、食の宝庫でもあります。

もくじ
丸沼高原スキー場

片品村内には丸沼高原スキー場、ホワイトワールド尾瀬岩鞍、スノーパーク尾瀬戸倉、オグナほたか、かたしな高原スキー場の全部で5ヶ所のスキー場があります。
その全てが比較的大きなスキー場になりますが、それぞれスキー専用であったり非圧雪エリアを多く設けたりと個性があり、自分のスタイルに合った場所を選べます。
優秀な降雪機を使い綺麗に整備されたバーンは長いシーズンを滑る事ができて、首都圏から近い事もあって毎年多くの方で賑わっています。

また、スキー場開発は昭和30年代~40年代に掛けて行われ、これにより民宿や旅館が増えて片品村が観光地として大きな発展を遂げた側面もあります。

武尊山から剣ヶ峰方面

片品村は北側に尾瀬、西に武尊山と東に日光白根山がそびえる関東でも有数の山岳エリア。
至仏山も含めると村内3つの百名山があるという事で、シーズン問わず多くの登山者が訪れています。

武尊山はオグナほたかから登るルート上に、剣ヶ峰の鎖場や山岳信仰の名残を見る事ができ、開けた稜線を進むので解放感抜群。
日光白根山は丸沼高原スキー場のロープウェイで行くのが一般的。関東地方で一番高い標高2578mを誇り、火山特有の荒涼とした山頂からダイナミックな景色を望む事ができます。
どちらの山もスキー場のロープウェイやリフトを使ったアクセスが可能で、アイゼンを使った雪山の入門コースとしても親しまれています。

とうもろこし街道で食べられます

片品村の中心地 鎌田から丸沼方面の国道120号線沿いは通称「とうもろこし街道」と呼ばれ、直売所が数多く並んでいます。名前の通りとうもろこしをメインに販売していますが、季節ごとにトマトや大根など地元野菜を販売。
時期によっては焼きとうもろこしもあるので、香ばしい匂いに誘われてついつい立ち寄りたくなります。

こうした野菜は濃厚なトマトジュースや、素朴な花豆の甘納豆に加工されて道の駅やお土産屋さんで販売されています。
片品村で作られて、片品村でしか買えないものも多く、野菜メインの健康的なラインナップ。
新たな特産品の開発にも積極的なので、行くたびに新しいものを発見して、ついつい買いたくなってしまいますね。

片品村のお土産情報はこちら↓
片品村観光協会HP

ナナイロ食堂

片品村は各エリアごとに和食・洋食・中華・スイーツなどの飲食店が数多くあります。
地元食材を使い、各店工夫を凝らしたメニューを提供しており、昔からある老舗から比較的新しい店舗まで、観光協会加盟店だけでも30店舗。

道の駅 尾瀬かたしなでは村民キッチンが併設されており、地元農家やキッチンカーの事業者が週代わりに出店。そのタイミングにしか食べられない特別感もあって、観光客のほかに地元民にも好評です。
また、ボリューム満点のお店もあって、はげ盛り(はげしい盛り)イベントを開催した事も。
食の話題に事欠かないので、片品村へ行く際は色々なお店に行ってみてはいかがでしょうか。

片品村の飲食店情報はこちら↓
片品村観光協会HP

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